今回は最近購入した僕のBMWの話をしたいと思います。
購入したBMW X3 20d M SPORTについてですが、 乗ってみるとだんだんその便利な機能を理解できてきたので、購入3ヶ月時点でのおすすめポイントを紹介します。
アクティブクルーズコントロール
BMWのACCである「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」はBMWホームページ「ぶつからないためのサポート」で、次のような機能を紹介しています。
- ミリ波レーダーやカメラが常に前走車や道路の車線を検知
- 前方の車両との車間距離を維持しながら自動で加減速を行い、低速走行時には車両停止までの制御を実行
- 前方の車両に急ブレーキがかかると、まずは表示で警告
- 表示後は音声によってドライバーに危険を喚起し、ドライバーが反応せずブレーキをかけない場合は、自動的にブレーキを作動させて衝突を回避
周囲の車両との距離感を測る機能に関し、ミリ波レーダーやカメラの両方を使用することで、より精度の高い機能として成長させているのがBMWの「アダクティブ・クルーズ・コントロール」の特徴といえます。
その安全性が広まり、市場でACCの重要性が高まるにつれて、標準装備へと変容を遂げたのです。
デザイン性・走行性だけでなく、こういった安全性能がしっかり備わっているのは嬉しいですよね。
BMWのアクティブ・クルーズ・コントロールのメリットと注意点は?
BMWのアクティブ・クルーズ・コントロールにはメリットが多いですが、注意点も一部存在します。
注意点といっても、危険だという意味ではなくそこを注意すればより快適なクルージングが可能になるということです。
アクティブ・クルーズ・コントロールのメリット
BMWのアダクティブ・クルーズ・コントロールの利点は「全車速追従付クルーズコントロール」であること。全車速ですので、高速走行のときも低速走行のときも、前方の車両との距離感を一定に保つことができます。また、あらかじめ走行距離の範疇を設定できるため、グングン加速して前の車をあおるようなこともありません。
ついつい飛ばしがちな高速道路でも前方の車両や車線を意識して走行できますし、ラッシュアワーの渋滞時にはペダル操作を最小限におさえて徐行運転することが可能です。
前方の車両との車間距離を保ちながら設定速度をピークとして走ってくれる機能は本当に役に立ちます。特に高速道路や長距離運転時に設定しておくとアクセルペダルを常時踏む必要が無く、疲労感がまるで違います。
ドライブは楽しいですが、眠気や疲れが出ると楽しさも半減します。その点システムを上手に利用して疲労が軽減されるので、旅行時にも楽しさが増加すると思います。
アクティブ・クルーズ・コントロールの注意点
注意点としては「高性能を頼りとする過信」です。
基本的にはアクセルやブレーキといった操作による減速・加速の一部を車両に任せることが可能になるアダクティブ・クルーズ・コントロール。
ですが、不測の事態には弱い傾向にあります。
入り組んだ地形やカーブの多い箇所・分岐点の多い市街地ではレーダーなどによる検知機能が十分に本領発揮できないケースが見受けられます。流石に「全自動運転」までは期待し過ぎですよね。
並走車両が急に自分の車線に割り込む場合や、子供の飛び出しがあったなどの危険回避時には、他のアシスト機能でカバーできる部分もありますが、やはりドライバーのブレーキ操作が欠かせません。子供が飛び出した際はセンサーが完治して信号を鳴らしてくれますが、操作は必要ということです。
前方の車両に関しても、「故障による急な停止時に危険を回避する」など一般的な走行時には起こりにくい動きになる場合は、最終的にドライバーの運転となるため注意が必要です。
高性能なアクティブ・クルーズ・コントロールですので、ドライバーの負担は圧倒的に軽くなりますが、ペダルから足を離してしまうなど過信するのは危険の元になると思います。ペダルを踏まない状態で足だけを置いておくというのが望ましいですね。
アクセルを踏むのと踏まないとで、これほど疲労感が変わるとは思いませんでした。
クルーズコントロールを含むドライビング・アシスト・プラスでさらに快適!
アクティブ・クルーズ・コントロールはBMWの「ドライビング・アシスト」の機能の一部。
さらに「ドライビング・アシスト・プラス」を選択すると、アクティブ・クルーズ・コントロールの他、ステアリング&レーン・コントロール・アシストなどが加わるなど、より自動運転に近い快適性が実現します。
まだ全車種標準装備とはなりませんが、一部車両での設定がある車両ならぜひ導入を強くオススメします。
ドライビング・アシスト・プラスには、次の機能が含まれています。
- ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
- ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
- レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
- 前車接近警告機能
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ
車両が危険を察知し、一部操作を代わりに行うアシスト機能があります。現状、日本国内で発売されている車両はいずれのメーカーにおいても100%自動運転の車両はまだ取扱いは無いです。BWMの提唱する「駆けぬける歓び」を最大限に味わえるのは、しっかりサポートもあり、ドライバー好みの走りを実現できる幅を持たせておく今の各種アシスト機能が便利だと思います。最後は「人間」が運転していると感じれるのがBMWの「誇り」なのかなと思います。
アクティブ・クルーズ・コントロールなら、長距離ドライブだって安心
高速走行も徐行走行も、車両が自分で判断してアシストを行ってくれる「アクティブ・クルーズ・コントロール」。
ドライバーの負担を最小限に抑えてくれて、安全に目的地まで導いてくれます。これは僕も実感することで、妻の実家に帰る際の高速道路での疲労感が今までとは比べ物にならないほど軽減されました。BMWのアクティブ・クルーズ・コントロールは主に高速道路などの直線が多く、車両専用道路として確立している場所でその本領を発揮するとありますが、まさにその通りだと実感しました。
通勤で運転しているけれど、時間によっては渋滞に巻き込まれやすい、といったシチュエーションもおすすめです。朝の運転てしんどく感じることもありますよね。僕は毎朝通勤車輌としても利用しているので、疲労感の軽減に役に立ってくれています。
アクティブ・クルーズ・コントロールを始めとした複数のアシスト機能の集合体である「ドライビング・アシスト・プラス」をうまく使えば、より快適で安心なドライブが実現するでしょう。
コメント
BMWに乗って通算13年が経過します。古い車も新しい車も機能に違いはありますが、「駆け抜ける歓び」を体現させてくれることには変わりなく、BMWにしてよかったと思っています。